今回は格安スマホとSIMについての関係をもっと詳しく教えていきたいと思います。
格安スマホの中でもSIMが重要になってくるので、そこを重点的に伝えていこうと思います。
SIMについて知りたい方は参考にしてみて下さい。
SIMカードをもっと詳しく知りたい
SIMカードに記録されている情報
SIMカードには、それぞれ固有のIDが与えられていて、これと電話番号を紐付ける事で契約者が通話や通信を出来るようになっています。
SIMカードはクレジットカードサイズのカードで提供されていて、SIMカードの部分を切り抜いて使います。
格安事業者のSIMカードは基本的に通信事業者から借りているので、解約の時に返却する必要があります。
ただし、キャリアの場合オンラインでMNP転入した時点で解約と別の通信事業者への乗り換えが同時に完了します。
そのためショップに行ってSIMカードを返却しなくても良い場合があります。
SIMカードの中には、SIMカード自体に連絡先などのデータを記録出来るものもありますが、最近ではクラウドでデータを管理・同期するのが一般的ですので、あまり利用する事はないと思います。
キャリアのSIMカード
格安SIM業者のSIMカードは、基本的に各キャリアのSIMカードをMVNO仕様にしたものが使われています。
ドコモのSIMカードの特徴
ドコモのSIMカードは、UIMカードと呼ばれていて、連絡先やSMS(ショートメッセージ)などを保存する機能を持っています。
2013年に発売されたピンク色(SIM周辺は白)のVer.5と台紙とSIM周辺が水色のVer.6が、現在スマホで使われているSIMカードです。
auのSIMカードの特徴
auのSIMカードはau ICカードと呼ばれていて、データを保存する機能はありません。
いくつか種類があって、最近では2015年夏モデル以降のAndroidスマートフォン用の「au Nano IC Card 04 LE(VoLTE)」、iPhone8以降やAndroidスマートフォン以外の機種用の「au Nano IC Card 04 LE」という名の「VoLTE SIM」というSIMカードが使われています。
iPhone用の「au Nano IC Card 04 LE」はAndroidスマートフォンでも使う事が出来ますが、NFC機能(おサイフケータイ)は利用出来ません。
ソフトバンクのSIMカードの特徴
ソフトバンクのSIMカードは、USIMカードと呼ばれています。
連絡先とSMS(ショートメッセージ)を保存する機能を持っています。
iPhoneの場合、6以降では「iPhone専用nano USIM カードA(C2)」と呼ばれるSIMカードが使われていますが、Androidスマートフォン用のSIMは機種や時期によって異なる多数のバージョンがあります。
ソフトバンクのiPhoneのSIMカードは、他のSIMロックフリースマートフォンでも利用出来ますが、Androidスマートフォンで利用されるSIMカードは、同時に購入した機種でしか使えません。
ただし、ソフトバンクショップに行けば、他の機種でも利用出来るSIMカードに変更してもらう事が出来ます。
楽天モバイルのSIMカードの特徴
楽天モバイルで購入したスマホの場合、ナノSIMがほとんどです。
ですが、SIM自体はナノSIMにもマイクロSIMにも通常SIMにも対応しています。
楽天モバイルで購入したスマホならば、SIMを挿すだけですぐ使う事が出来ます。
SIMカードの特徴のまとめ
